「易行品」を書き終えて

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一年をかけて龍樹の『十住毘婆沙論』を書き終えた。予定通りに進んで良かったと思う。不明な点は多々あるが、少しは前に向かっている気はする。ところで、この「易行品」を書き終える頃にはちょっぴりと使命感さえあった。おかしく思われるかもしれないが正直そういう感覚である。そして今、この親鸞の顕す『十住毘婆沙論』を終えて思うことは、現象と事実ということである。言うなれば、宗教における一個人の現象とその事実関係ということになるだろうか。純粋現象の意義は大きいが、事実は一個人の現象を超えている。この大きなテーマがあったのが嬉しい。そして龍樹の『十住毘婆沙論』「易行品」を書き終えて思うことは、これもまたひとつのハードルであったということだ。次のハードルに向かって新年が始まる。親鸞は飽きない。

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